【香港】〝ゆるり〟と、街を散策する女ひとり旅。

お気に入りの国ばかり訪れていたここ数年。2024年初の海外旅行は、とあるきっかけで訪れた香港。

はじめましての国には、いつも“新しいきっかけ”がつきもの。行ってみたいなと思っていた国のひとつだったし、海外に行くぞ〜!っていうワクワク感は、やっぱり何度味わってもドキドキする。

空港・街の中心部から離れた場所にホテルをとってあったので、「A12は乗り換えなしで最寄りのバス停まで行ける」という口コミだけを頼りに、乗車。

1月末で冷房ガンガン。アウター着てる人や半袖の人など、体感温度もバラバラ。日本より少し暖かい?ぐらいに思っていたけど、到着後早々寒暖差で体がグッタリ!

なるべく、はじめての土地では夜移動はしないようにしてるけど、今回は選択肢がなく。

1時間半バスに揺られて、無事に到着して、ホッ。

今回は「South Nest(サウスネスト)」に宿泊。立地もコスパも◎ただ、デポジットが500HKDとお高め。

なるべく騒音から離れた場所に滞在したくて、香港南部エリアを拠点にしたけど、いい意味でローカルな場所ですごく居心地がよかった。

食事は、徒歩圏内にある食堂をはしご! ワンタン麺がものすごくおいしかったな〜、現地の方は食事+ミルクティーを注文する方が多いイメージ(なぜ?笑)

違う屋台の前を通りかかると、キッチンでテキパキ作業する姿や、シャンクスのような赤髪が祖母にそっくりなスタッフのおばちゃんを発見。親近感感じた!

初日は夜遅くに到着したので街の景色が見えなかったけど、香港はどこを見渡しても建物が密集していて、見上げるほど高い。

観光地も見ておきたいなと思い、バスに乗って中環へ。“若者の街”なのか、多国籍・世代を問わず、たくさんの人で大賑わい。

人によるだろうけど、バスの運転手さんは結構ブレーキをぎゅーん!って強く踏みがち。何回前の座席に頭ぶつけたことか……。

目的もなく散策していたら、行列を発見!覗いてみると、どうやらミルクティー有名らしい。

わたしも列に混ざって購入。甘くておいしかった!

次は、漢方屋さんを発見。わたし自身、漢方を愛飲しているのもあり興味があって覗いてみると、店内は漢方薬局だけじゃなくお茶スタンドも。

25種類の漢方を使った苦いお茶・甘いお茶の2種類を提供していて、苦いお茶を頼んだら、想像以上に苦くてビックリ(当たり前笑)。

“体にいい”と言い聞かせて、がんばって飲み干した! 次は漢方を注文してみたいな〜

今回の滞在で訪れたのは中環のみ。人の多さに圧倒されて、夜まで元気に動くことができなかったのと観光欲0だったので、本当に今回はゆる過ぎるひとり旅になった。

正直、ほんの少ない滞在時間で香港の魅力を見つけることができなくて、もうひとりで来ることないかな……と思っていた矢先に、ひょんなことで嬉しい出会いが。

今まで色々な国に訪れたけど、その地の魅力か人のどちらかを好きになって、同じ国ばかりに足を運ぶことが多く。

香港に関しては、この時出会った“人”が本当に大好きで、また皆に会いに香港に来よう!と思えるほど、奇跡的な出会いになったなぁ…♡

空港に向かう電車の中で、人の優しさに触れて心が温かくなり、ひとり大号泣したのもいい思い出。

生きているとたくさんの人に出会うけど、印象に強く残る人はほんの一握りで、海外で偶然出会う確率は片手で収まるほど低いことで。

このタイミングで香港に来てよかったな、と心の底からそう思う!次はもっと時間を作って、香港グルメやスイーツ、歴史や文化を知る観光にしたいな。