「ゴールデンカムイ」を全巻読んだ後、北海道に行きたい衝動にかられて、3日後のフライトを予約。
アイヌ民族の資料館を自分の目で見てみたくて、初の札幌へ!(ちなみに、推しはオソマと頭巾ちゃん)
訪れたのは12月上旬。まだ冬本番の大雪ではないけど、0°前後の寒さで毎日頭痛が止まらなかった。
雪が突然降ってきたかと思うと一瞬で積もってしまうし、初めてのことだらけで新鮮な時間ばかり。
1日目は、展示物を通じてアイヌ民族の歴史や文化を学ぶ体験型施設「札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)」へ。
物語に出てくるアイヌ民族伝統民具がたくさん展示されていて、眺めるのがすごく楽しい。
入場無料、小さな施設だからこそゆったりと滞在できるのも嬉しい。
外にある「歴史の里」には、アイヌ民族が住んでいた家屋が再現されていて、中を見学することができる。
物語の中でもたびたび登場するから、内心「うおぉぉぉ!テンション上がるぅうう」って何度なったことやら…
2日目は、ロケ地で知られる「北海道開拓の村」へ。
明治〜昭和初期の52棟の建築物が「市街地群」「漁村群」「農村群」「山村群」の4つのエリアに展示されている野外博物館。
到着するやいなや大興奮!もうゴールデンカムイの世界観そのまんま!
当時の時代にタイムスリップしたかのような再現率の高さは、建築物や家具だけじゃなくBGMも合わさっているから目でも耳でも楽しめる。
どれも素敵だけど、特に「旧青山家漁家住宅」の囲炉裏が置かれている部屋がお気に入り。
ボランティアの方が在廊していて、ゆったりと座りながら色々なお話を聞く有意義な時間が過ごせた。
「ああ!ここ!あのシーン!」って何度もなるから、一度見た方はきっと興奮が止まらないと思う。
物語の最後の大舞台「五稜郭」にも行きたかったけど、北海道はとにかく広い!ということで、また改めてゴールデンカムイ旅を計画することに。
ゴールデンカムイを読んでいなかったら、〝アイヌ民族〟という存在を知ることはなかったかもしれない。同じ日本という国に住んでいるのに、まだまだ知らないことがたくさんある。